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第17回国際神経病理学会 ザルツブルグ

H22年9月10日,11時に成田を飛び立ち,ウィーンを経由し14時間後の現地時間10日18時にオーストリアのザルツブルグのホテルに到着しました.今回の目的は第17回International Congress of Neuropathologyで発表するためですが,学会の様子の前に少しザルツブルグについて・・・.ザルツブルグはモーツァルトが生まれ育ったことで有名な街であり,生家のある旧市街は世界遺産になっています.古い街並みを歩いていると,日本やアメリカにはないヨーロッパ独特の雰囲気が味わえました.また,ザルツブルグはミュージカル映画「The Sound of Music」の撮影が行われた町でもあり,映画を一度見てから行くととても楽しめるところです.ザルツブルグ音楽祭の時は相当混雑するようですが,普段は街中も何となくのんびりしている感じがあり過ごしやすいところでした.機会があれば是非訪れてみてください.

 
学会場のZalzburg Congress Centerと会場から歩いて30秒のミラベル宮殿

さて,本学会は4年に一度世界中の神経病理学者が集まるもので,最新の研究成果が報告されます.今回は変性疾患を中心に口演,ポスターを回りましたが,幾つか自分でも気になっていることが発表されており,今後の参考になりました. 自分自身の発表に関しては,今回はPoster Presentationに加えて10分+5分のOral Presentation + Discussionという英会話の苦手な私にとっては恐ろしいことになっており,久々に緊張しました.原稿を暗記し,聴衆の顔を見て,身振り手振りを交えながら発表したいと思っていましたが,実際にはとてもそんな余裕はなく,原稿から目を離すことができませんでした.また,同じ分野を研究している学者からも話かけられましたが,十分なコミュニケーションが取れず国際デビューというわけにはいかなかったのは残念なことでした.これまでの国際学会では英会話が出来なくてもなんとかなっていましたが,今回ほど英会話の重要性を学んだことはありません.現在,本気で英会話スクールに行くことを考えているところです.
(藤田行雄)
 カフェで一息

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